サイクルトレーナー(ローラー台)の選び方

サイクルトレーナー選び

自分の自転車を使って室内でトレーニングをする為の
サイクルトレーナー。

  • スポーツバイク初心者の方には、自転車購入時に
  • 景色が変わるので、ジムのエアロバイクより精神的にも楽で長く続けられる。
  • ジムのように、行っても行かなくても毎月お金が掛かると言う事はない。
  • 家を出てすぐに運動をはじめられる。

と言う事で、スポーツ自転車に乗る事をオススメします。

と言う事は、サイクルトレーナーなんて買ったら、何の為に自転車を買ったのか??? と言う事になりますね。(笑)

ここまでの話で納得してしまった方は、サイクルトレーナー買わない方が良いかもしれません。

  • 「寒くて手足の先っちょが冷たくなるから外には出たく無いけど、自転車には乗りたい!!」
  • 「仕事が忙しくて帰宅後に遠出するのは嫌だけど、チョットでも自転車に乗りたい!!」
  • 「最近練習出来ていないから、駄目な体になってしまいそう...(涙)」
  • 「レース前のアップに使いたい!!」

と言うくらい自転車が好きになってしまった方におすすめのアイテムです。

サイクルトレーナーの種類

サイクルトレーナーは、地面の上を走っている感覚を得られるように、 ローラーの付近やローラーの中で抵抗を作ります。

この抵抗を発生させる仕組みに

  • オイルを中に入れて抵抗を作っているフルードタイプ
  • マグネットの磁力で抵抗を作っているマグネットタイプ

の二種類が出ています。

それと、ローラーを自転車に接触させる場所の違いで

  • ローラーをタイヤに当てるタイヤドライブ式
  • ローラーをリムに当てるリムドライブ式

が二種類が出ています。


【接触構造】

タイヤドライブ式サイクルトレーナー

最もポピュラーな方式。ローラーをタイヤに固定する為、タイヤの磨耗が激しいのがデメリット。

その為、ローラーで使う用のタイヤも発売されています。

自転車自体を普段道路で使いながら、時々ローラーに乗ると言う事であれば、 タイヤも普段履いている物のまま使用しても、それ程気にはなりませんが、 余っている自転車などでローラーに固定しっぱなしにしてしまうと言う事でしたら 専用のローラー用タイヤを履いた方が良いと思います。

リムドライブ式サイクルトレーナー

MINOURAが特許を持っているのでミノウラ製の物のみとなります。

リムにローラーを当てますからタイヤの磨耗が一切無いのがメリットですが、 カーボンリムなどには使用できません。

特にマウンテンバイクなどゴツゴツしているタイヤをタイヤドライブ式で使用すると、 とてつもない振動と騒音が発生しますから、 MTBユーザーでタイヤをいちいちはめ直すのは面倒と言う方に向いていますが、 DISCブレーキ専用リムの場合、殆ど使用出来ません。


【負荷方式】

フルード式サイクルトレーナー

仕組みが複雑になりますから、マグネット式よりも少し高価になりますが、 音がとても静かで、実際に路上を走行しているような走行感になります。

上級クラスになればなるほど忠実に路上走行の加速と完成が再現され、 ライディングスタイルにかかわらず、一定した抵抗がトレーニングの開始から終了まで持続します。

木造のお宅で使用する場合、フルード式以外は考えれませんね。

マグネット式サイクルトレーナー

フルード式に比べて仕組みが簡単な為、安価に出来ますが、 安い物は音がうるさく、値段が高くなればなるほど音は静かになります。

低価格品を木造一戸建ての2階で使用すると、 1階のテレビの音量は相当上げないとならず、 家の前を暴走族が走っているのでは?と言うくらいうるさいです。

上級クラスは負荷の調整が自由に出来ますから、 路上走行よりも負荷を掛けて、トレーニングを行ないたい方にオススメです。

サイクルトレーナーを使用する際の注意点

路上走行の場合は適度に風を受けていますから、 信号などで止まる時だけ汗がジャブジャブ流れると思いますが、 室内でトレーニングを行なうと、常に汗が垂れている状態となります。

汗をかく事は良い事なのですが、自転車にとっては最悪です。

乗車後にシッカリ水拭きしてあげないと、スチールフレームの場合は ラグの部分からサビサビになってしまいますし、 カーボンフレームの場合は接着が剥がれてしまう事もありますから、 自転車の上に被せる汗防止用ネットは必需品です。