TREKは1976年にアメリカで創業したスポーツバイクの総合ブランド。
自転車に詳しく無い方でもスポーツニュースなどでご存知でしょう。
あのツール・ド・フランスで1999年〜2005年まで7連勝と言う偉業を達成したランス・アームストロングにバイクを供給し、
現在は2007年のツール・ド・フランスに続いてジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャと3大グランツールを制覇した
アルベルトコンタドールへバイクを供給する世界のトップブランドです。
2009年のツール・ド・フランスでは個人総合優勝のアルベルトコンタドールを含め、
トップ10に入った3人もの選手がTREKのMadoneを使用しています。
業界最高の開発力、技術力で常に他社の一歩も二歩も先を行き、
生涯保証のフレームなど、そのクオリティーの高さは抜群ですから、
全てのスポーツバイクはTREKを基準にすると良いと思います
■ 1976年
ウィスコンシン州ウォータールーにある貸し倉庫から始まり、
5人の従業員でハンドメイドのスチール製バイクを作り始めました。
■ 1980年
トレックの人気と生産はとどまる所を知らず、
秋の収穫と同時に、前の貸し倉庫のすぐそばにある
とうもろこし畑に新たな会社を築き上げる
■ 1982年
軽量チューブであるレイノルズとコロンバスを使用した
ロードレーシングバイクシリーズの750と950がラインナップに加えられる。
■ 1983年
アメリカでマウンテンバイク革命が起こり、
最上級フレームのデザイナーであったティム・アイザックが
堅固なスチールフレームMTBの850を発表すると同時に
カリフォルニアで行われるWhiskeytown Classicと言う大会で使用される。
■ 1985年
航空宇宙産業と提携を結び、ロードバイクの2000は航空宇宙技術を
生かした最初のバイクとなる。
■ 1987年
前三角にラグ構造のカーボンチューブを使用した2300を世に出し。
翌年には後ろ三角もカーボンチューブを採用した2500をリリース。
■ 1992年
革新的なカーボン製法の「OCLV」を発表。
この製法では、宇宙航空産業の厳格な基準を上回る精度の
フレームを作り出す事が可能となり、5500、5200は
世界最軽量のロードバイクとして話題を集め、
ツール・ド・フランスの歴史を塗り替えた
アメリカンロードの代名詞となる。
■ 1993年
マウンテンバイクの生みの親であり、その型破りな才能の
持ち主として称えられたゲイリー・フィッシャーがトレックの
傘下に入る。
■ 1995年
OCLVカーボンを使用した新たなフルサスペンション「Yバイク」は
その革命的なフレームデザインで自転車国内に大きな衝撃をもたらした。
かつて無い斬新なトライアングルフレームは後に最も評価の高い
マウンテンバイクの一つと認められる。
■ 1997年
トレックとUSポスタルチームはガンとの診断を受けた
ヨーロッパチームを解雇されたランス・アームストロングと契約を
結ぶ。しかし、元世界チャンピオンであるランスを言え、
病気を抱える彼がレース界に復帰できるのかどうかは誰にも判らなかった。
■ 1999年
ランス・アームストロングがTREK5200を使用し、
ツール・ド・フランスで総合優勝を果たす。
アメリカチーム所属でアメリカ製バイクを使用してツールを
優勝した初のアメリカ人となった。ランスの絶大な影響力により
OCLVカーボンの5200はそれまでに最も売れたロードバイクになる。
■ 2000年
女性サイクリストの増加を受け、新たに女性用バイクの「WSD」と
アクセサリーを開発し、ラインナップに加える。
■ 2002年
ティム・デブーンがトレックのTTバイクに乗り、
ハワイ島コナで行われたアイアンマン世界選手権で2年連続チャンピオンとなる。
■ 2004年
トレックと、ランス・アームストロングは新モデルのMadone SLを
実戦へ選考投入し、ツールで圧勝。ツール・ド・フランス6大会連続
総合優勝を果たす。また、新作のボントレガーレースXXXライトOCLV
ホイールを披露する。
■ 2005年
2005年シーズンで引退したランスは前人未到のツール・ド・フランス
7連覇を成し遂げる。トレックはこの偉業を達成させる為に
OCLVボロンを使用したTTXタイムトライアルバイクと
マドンSSLXを発表。レースで使用する物を製品化するという
理念の下、翌年には両モデルが販売される。
■ 2006年
1200坪にも及ぶ新工場をトレック本社に増設。
とどまる所を知らないカーボン需要にも対応できるように
OCLVカーボン専用の生産部門を増やし、これに合わせて
開発、研究部門も拡大した。